
さ行
- サーバー
- (1)複数のコンピュータがネットワーク上にて共有する情報を提供するコンピュータもしくはソフトウェア。ファイルサーバーやプリンタサーバーとよばれるもので、クライアント・サーバー型システムである。
(2) Webサーバー、DNSサーバー、FTPサーバーなどがあり、インターネット上で、各種のサービスを提供するコンピュータ。
- サービスビューロー
- 高価な出力機(イメージセッタなど)を備えている出力専門の会社のことです。作成されたたデータを出力するときや、色校正紙を作るときに利用する。「DTPセンター」や「出力センター」などと呼ばれている。
- 最大連続ハイフネーション
- ハイフンで終わる行が、最大何行まで連続しても良いかを指定することができる設定のこと。設定方法は2通りあり、1行から255行の間で設定する方法か、または無制限に設定することもできる。
- 彩度
- 色相、明度と並ぶ色の性質の三要素のひとつであり、色がどれだけ鮮やかなのかを示す指数で、色素の密度で測られている。
- サイドベアリング
- 欧文文字の字形の名称のひとつ。Side bearing.
- 索引
- 必要な項目をキーワードとして抜き出して、アルファベット順や五十音順に掲載ページ番号をつけてまとめている。通常は巻末に付けられ、本のなかの重要な語句や人名・地名・事項などがどのページに掲載されているかが分かりやすくなる。
- 索引マーカー
- ドキュメントのテキスト内で索引語として、選択された語句をはさんでいる赤いブラケットのこと。画面上では見えるが印刷されることはない。
- 削除
- データを消し去ること。ドキュメント上のテキストやオブジェクト、ファイルやフォルダなどを消すこと。「削除」メニューかキーボードのDeleteやBack Spaceで削除する。
- サブメニュー
- sub menu。メインメニューからさらに枝分かれしているサブのメニューのことをいう。
- サムネール
- (1)小さいアイディアスケッチのこと。親指の爪(thumb nail)くらい小さいことから。
(2)Adobe AcrobatでPDFを扱うときに使う、各ページを縮小して表示したもの。クリックすると、そのページに移る。
- サムネール表示
- Indesignの「ライブラリ」に登録したオブジェクトの一覧。PDFファイル書き出し時にサムネールを作成することができる。
- ざら紙
- 表面がざらついている紙で、原木を砕いただけの「グランドパルプ」の割合が7割を超える、印刷用紙の総称。主にまんが週刊誌や新聞などに使われている。
- 三原色
- 色の基本となる3色。すべての色は、3原色の混合によって作られている。
三原色には2通りあり、モニターやテレビなどで見る色はRGBの3色(光の三原色)による加法混色で、印刷物に使うプロセスインキなどはCMYの3色(色材の三原色)でによる減法混色となる。
- サンセリフ
- 三角形の飾り(セリフ)が付いていない欧文書体の種類。
- 仕上がり線
- 仕上がりの位置を示す線のこと。この線の3ミリ外にはみ出させて作成する。裁ち切り線ともいう。
- シアン
- CMYの「C」。カラー印刷に使う三原色のうちの1色。明るい藍色。
- 地色
- バックグラウンドカラーとも呼ばれる。文字や図版の背景の色。
- シェード
- Indesignの「塗り」や「線」の濃淡のこと。
- 字送り
- “文字ピッチ”とも言われている。字の中心~次の字の中心までの長さ。単位は「歯(は)」(1歯=4分の1ミリ=0.25ミリ=1級)。「H」で表される。
- しおり
- PDFの機能のひとつ。画面の隅に、ドキュメント内のテキストの一部を選んで表示し、これをクリックするとそのページにリンクできる。並べ替えができるので、目次や索引のように使える。
- 字間
- 隣どうし2つの文字の外枠の間隔。指示を入れるときは、「字間○ミリ」と字送りではないことを明らかにする。本文は字送りで指定することが多いけれど、タイトルなど級数が大きい文字は、字間をミリ単位で指定することがある。
- 色光の三原色
- 赤・緑・青3色のこと。さまざまな割合で混ぜ合わせると、あらゆる色を表現できる。また、3つの色を100%の強さで混ぜ合わせると白色、0%にすると黒色になる。この混合の原理を加法混色という。 (red、green、blue=RGB)光の三原色ともいう。
- 色材の三原色
- シアン・マゼンタ・イエロー(cyan、magenta、yellow=CMY)の3色のこと。別名色の三原色。さまざまな割合で混ぜ合わせると、あらゆる色が表現できる。3色を100%の濃度で混ぜ合わせると黒色になる。この混合の原理を減法混色といわれている。
- 色相
- 色の波長の違う彩度、明度の他に色の性質を表す三要素。有彩色の色味として赤や緑で現れます。
- 字形パレット
- InDesignに搭載されている機能で、 ある漢字に複数の字がある場合に、一覧を表示する
- 自己解凍ファイル
- 自動的に解凍を開始する圧縮ファイルです。
- 字下げ
- 段落で行頭を一時下げたり行末の位置を上げたりする組み方。本文中に入れる引用部分や、箇条書きなどで字下げする部分に使う。
- 字種
- 文字の種類のこと(平仮名、片仮名、漢字、アルファベット、特殊記号など)
- シセロ
- 1シセロ=約4.55mm=12.835ポイント。ヨーロッパの文字組版で使われている、文字のサイズ測る単位。
- 字体
- 文字の骨格のこと。「学」と「學」は、字体が違う。
- 下揃え
- 目次、リストなどで使用する方法で、行の終わりに揃えるため、行頭が不揃いとなる。
- 下付き
- 文字を小さくして、下にさげた文字。H2Oの2が下付き文字。
- 下付きルビ
- 漢文や日本語学習書で使われている。ルビのひとつ。
- 字詰め
- 1行のなかに文字が入る数のこと。“字詰め20字”なら一行に20文字入っているということ。
- 字面詰め
- 隣り合った文字どうしの形に応じて、ひと組ずつの隙間を詰めていくことを、字面詰めという。タイトルや見出しなどは字面詰めにすると美しいとされている。
- 自動イメージ
- 背景のないイラストなどの淵に沿って、テキストを流し込むこと。
- 自動カーニング
- 隣り合った文字どうしの形に応じて、ひと組ずつの隙間を調整すること。開発はあまり進んでいない。
- 自動画像取り込み
- 画像の内容(ファイルの名前や更新日等)を自動的にチェックする機能を「自動画像取り込み」という。InDesignの「リンクパレット」にあたる。
- 自動行送り
- InDesignなどのドキュメント上で文字のサイズに応じて、行送りを自動的に設定すること。
- 自動テキストチェーン
- 自動流し込みのこと
- 自動流し込み
- テキストをドキュメント上に流し込む「割り付け」のひとつ。
- 自動ハイフン
- 英単語が行末に来てしまった際に、単語の途中でハイフンを入れ、残りの単語を次の行に送る機能。InDesign上では「段落パレットメニュー」の中にある「ハイフン」で設定ができる。
- 自動ペアカーニング
- 自動的に文字を詰めること。
- 自動ページ挿入
- テキストがテキストボックスに入りきらないときに、1ページ増やすか、どのようにページを挿入するかを選択することができる機能。
- 自動復元
- 予期しない停電などでデータを失わないように、別の一時ファイルとして保存する機能。「自動バックアップ」とも言う。
- 自動保存
- 文書作成中に、自動的に保存されている機能で、設定をOffにすることもできる。どのくらいの頻度で自動保存するかも設定できる。
- 字取り
- 何文字のスペースに何文字入れるかを設定する方法。たとえば5文字のスペースに4文字入れるときは「5字取り」と指定する。
- シニ罫
- 罫線の中でも、印刷しない罫線のこと。写真やイラストの位置などを示すために、引く罫線。
- 字幅
- 文字幅のこと。同じサイズでも字によって文字幅が異なる。
- シフトJISコード
- Microsoft社が新たに開発したコード体系。
- 地紋
- 背景にいれるような小さな模様。ドット柄のような連続パターンもあれば、砂のようなもの、木目など風合いを持つものもある。
- ジャギー
- 「ギザギザ」という意味
- 写研
- 写植書体と写植機のメーカー。
- 写植
- 感光シート(印画紙)に文字や罫線を焼きつけたもの。レンズを使用して文字サイズが何段階にも調整できる。
- 写真製版
- 版下からフィルムを作って、そこから印刷用の版を作る。
- ジャスティファイ
- 行頭から組んで、行頭・行末を両端ともに揃える組み方。
- 斜体
- 美しい斜体。
- シャッフリング
- ページが新たに挿入されたり、もしくは削除や移動すると、自動的に後続のページの再配置、やノンブルの振り直しなどが行われる。
- シャドー
- 暗い陰影のところ。
- ジャンプライン
- 広告などが挿入される場合、続きのページがどこにあるのかを示すために、「(○○ページから続く)」、「(○○ページへ続く)」と記すをジャンプラインという。
- ジャンプ率
- 本文のサイズとタイトルや見出しを比較した際の比率。ジャンプ率が高いと、スポーツ誌のような派手な見出しに、小さいと文芸書のような落ち着いた仕上がりになる。
- 集版
- 紙面に必要なところを何ページ分かまとめて、ポジフィルムを作ること。集版したフィルム原版から、刷版を作り、印刷へと進む。
- 集版システム
- コンピュータ上で集版を行うこと。
- 出力
- 紙にプリントアウトすること。
- 出力依頼書
- 出力を依頼するときに、必要な項目を記入する紙。納期、入稿するデータの状態、出力の条件などを明記する。
- 出力解像度
- 単位はdpi(dots per inch)。どれくらいきめ細いか。1インチの長さにいくつのアミ点が入っているかを決めるもの。
- 出力線数
- 印刷の精度。出力するときのスクリーン線数、網点を1インチの長さに何列表現するかを表す。
- 出力センター
- 出力専門の会社で、高価な印刷機を備えている。色校正を出すときに利用する。
- 出力ファイルの収集
- 「プリフライト」という機能。
- 出力見本
- 納期、入稿するデータの状態、出力の条件などを記入する用紙。
- 手動カーニング
- 文字と文字の間隔を変える機能。
- 手動流し込み
- テキストを割り付ける位置を指定し、流す。
- 手動ペアカーニング
- カーニングしたい2文字間に挿入ポイントを置いて間隔を調整する。
- 昇華型プリンタ
- 微妙な階調もよく再現できるので仕上がり見本に良く使われる。価格は高価。
- 小冊子の作成
- 面付けプリントのできる機能を使って自動的に面付けする機能。面付けされたドキュメントを両面プリントして、折って綴じると小冊子ができあがるようになっている。InDesignにも付いている機能。
- 上質紙
- 一般的な印刷用紙で、表面に塗布しない非塗工紙のなかで、最も品質の良い用紙の総称。白色度が高く表面が平ら。本の本文によく使われるが、写真集や美術印刷、表紙やカバーにも使用する。木材パルプの原木から不純物を除き化学処理した、ケミカルパルプだけで構成されている。
- 小数点揃え
- 右揃えや左揃えでそろえるのではなく、小数点の位置で揃えること。同じ桁が並ぶので読みとりやすい。デシマル(=小数)揃えともいう。
- ショートカット
- 「近道(shortcut)」が由来。キーボードの組み合わせで操作ができる。
- 書体
- 「フォント」。タイプフェイスともよばれ、文字スタイルの種類。手書き文字のスタイルに近い楷書体、草書体、写植メーカーによって開発された書体。
- ショルダー
- 「サブタイトル」。
- しり揃え
- 行末で揃えること。『下揃え』ともいう。
- 印もの
- 記号類のこと。「アポストロフィ」や「こめじるし」といった約物の総称。
- 四六判
- 四六判は紙の寸法のひとつ。原紙の大きさは、788mm×1091mm。印刷業界では通常この四六判を基準に紙の厚さを表記している。
- 白黒2値画像
- モノクロ2階調ともいわれる。
- 白抜き
- 白く切り抜いた状態。
- 白抜き文字
- 背景に色を付けて、文字を白にした状態。
- 白縁
- 文字を白く縁取りすること。
- 字割り
- 見出しや柱の文字間隔を空けることを言う。InDesignには字取り機能がある。
- シングルページ
- 見開きになっていないドキュメントをシングルページとよぶ。
- 人名用漢字
- 人名に使うことができる漢字のこと。全部で2229字。
- 推奨メモリサイズ
- どのくらいメモリが空いていれば問題なく動くかの基準。
- 垂直リフレクト
- 作ったアイテムを、鏡に映したような像に変える「縦反転」機能のこと。
- 水平リフレクト
- 作ったアイテムを、鏡に映したような像に変える「横反転」機能のこと。
- スキャナ
- 様々なデータ取り込みに使用される光電子走査装置の一種。
- スキャニングドライバ
- パソコン接続用のスキャナに付属しているドライバソフト。
- スクラップブック
- テキスト、画像などをドラッグ・アンド・ドロップまたはコピー・アンド・ペーストで保存したり、よび出すことができる。
- スクリーニング
- 原稿を印刷用に表現するために網点で表現する手法。
- スクリーン
- 製版で、網点を発生させるのに使うフィルムやガラス板。明るい部分では網点が小さく、暗い部分では網点が大きくなる
- スクリーン印刷
- 印刷版となるスクリーンの柔軟性が高く印刷圧が弱いため、布などの柔軟なものから金属など硬質なものまで、サイズ、形状を問わずに印刷することが可能な技術。
- スクリーン角度
- 網点の方向と垂直軸、水平軸との角度を指す。モノクロ印刷では網に45度の角度設けて、こうすることにより目の錯覚で網点が目立たなくなり、なめらかに見える。
- スクリーンショット
- 印刷の精度を示す尺度。1インチ上に網点を何列並べるかで精度が決定する。
- スクリーン線数
- 印刷の精度を示す尺度のひとつ。網点を1インチに何列並べるかの値。
- スクリーンフォント
- 画面表示専用のフォント。印刷専用はプリンタフォント。
- スクロール
- ディスプレイで見えている画面を水平、垂直に移動させること。
- スケーラブルフォント
- 拡大・縮小しても字形に影響がないフォント。
- スタイル
- 文字や段落の書式を1セットにまとめたもので、フォントや文字サイズなど「文字の書式」をはじめ、行間やインデントなどの「段落の書式」を1クリックで指定できる機能。
- 図版
- 写真、イラスト、図表などのこと。
- スピン
- 本のしおりの別称。
- スプライン曲線
- 曲線を表現する方法のひとつ。
- スプレッド
- InDesignにおいて、一緒に表示される隣り合ったページ(見開き・折込ページなど)のセットのこと。
- スプレッドシート
- 表計算ソフトのこと。代表的なものにマイクロソフトのエクセルがある。
- スペーシング
- 文字間・語間・行間などのアキ(間隔)を調整すること。
- スペース
- 欧文組版において、スペースキーを入力してつくった語間の空き。
- スペルチェック
- DTPソフトなどで、英単語の綴りが正しいものであるかをチェックする機能。間違いがあれば正しい綴りの候補が提示される。
- スポットカラー
- 特色のこと。
- すみつきパーレン
- 約物(記号)のかっこの一種。強調や目立たせたい箇所に使われることが多い。黒亀甲、太亀甲とも。
- 墨版
- 色分解したフィルム、刷版の中で、ブラック(K)で刷るためのもの。 墨とは、CMYKのKの色(=ブラック)のこと。
- スムージング
- ビットマップフォントなどを拡大した際に目立つ線や輪郭のギザギザを目立たせないようにする機能。
- 素読み
- 校正の手法のひとつ。原稿を参照せず、ゲラだけを見て校正する。
- スラント
- 文字を右方向斜めに傾けること。イタリックもその一種。
- 刷り出し
- 印刷開始後、印刷物の品質チェックのために抜き出すサンプルのこと。
- 背
- 本の綴じられている方の外側。
- 正字
- 正当な文字のこと。当用漢字・常用漢字の新字体に対して、そのもとの字。
- 製版
- 印刷の工程の中で、刷版用のフィルムを作ること。
- 製本
- 印刷物を綴じ、表紙をつけ本の形にすること。
- 整列
- DTPソフトで、オブジェクトを自動的に任意の規則に沿うように配置すること。
- 責了
- 印刷会社の責任で訂正・確認し校了すること。責任校了の略。
- セクション
- InDesignで、連続するページ番号のグループのこと。
- セグメント
- ベジェ曲線において、2点のアンカーポイントをつなぐ線のこと。
- 背丁
- 製本工程で、丁合いの便のため各折丁の折り目の部分につけられた書名と折丁の順序を示す数字。
- 絶対番号
- InDesignにおいて、最初のページを「1」とし、最終ページまで順番に番号を振ったもの。実際に振られるページ番号とは別。
- 背幅
- 背表紙の寸法、厚さ。
- 背標
- 各折り丁の背の部分に付けられた長細い四角のマーク。背標を各折り丁ごとにズラして入れることで、丁合後に乱丁や落丁がないかを確認できる。
- セミコロン
- 約物(記号)のひとつ。ピリオドとカンマを合わせたもの。
- セリフ
- 欧文書体のひとつ。文字の端にかざり(セリフ)が付いたもの。ローマン体ともいう。
- セル
- 表計算ソフトのマス目のこと。文字、数値、計算式など様々な内容を入力、保存できる。
- 全角アキ
- 漢字などを等幅フォントで見た際、縦横の比率が1対1で表示される文字を全角文字という。その文字1字分のスペースのこと。
- 全角ダーシ
- 約物(記号)のひとつ。全角文字1字分の横棒で、文や語をつなぐのに使用される。
- 線数
- 1インチ当たりの線の数で印刷物の精度を表したもの。数値が大きいほど精度が高くなる。
- 線スクリーン
- 線の太さを調節することで、階調原稿の色の濃淡を表現できるように変換するスクリーン。
- センタートンボ
- 印刷物の仕上がりの天地(上下)・左右の中心に入れる十字形の目印。
- センタリング
- 中央揃えのこと。
- 装丁
- 本の用紙の選択を含め、箱、表紙、見返し、扉などをデザインすること。また、そのデザイン。
- 総ルビ
- 文章中の漢字すべてに振り仮名がついていること。子供向けの本などで用いられることが多い。
- 添え字
- 文字の斜め上、斜め下に入れる小さい文字のこと。
- 俗字
- 世間では使われており、正字に似ているが、正字とは異なる文字。
- 外付け
- パソコンの機能を拡張する為に周辺機器(例:ハードディスク)をケーブルなどで接続すること。
- ソフトRIP
- ポストスクリプトなどのデータを印刷用の画像データ(ビットマップ画像)に変換することをラスタライズという。その変換処理はRIPという装置で行われるが、専用のソウトウェアを入れたパソコン側でその処理を行うこと。